去年もブログに書いたんですが、去年うどんさんは医者から「すい臓がん」の疑い濃厚と言われて
ました。超音波診察で、「ほら、すい臓の管が こんなに開いてる」なんて映像見せられてね。うどんさんはヘンタイなのでショックはありませんでした。5年間(がん患者の平均余命)好きなことやって死ねばいいと思ったのです。でも、葉子が許してくれませんでした。
そして、「たとえ末期ガンでも必ず治してみせるから」と約束してしまう羽目になってしまった次第です。やるべき事は、次の3つ。
1・切開手術が上手くいくよう内臓脂肪を減らす
2・手術に耐えられる体力をつける
3・全身に酸素が行きわたる運動・成長ホルモンを出す運動をして、正常細胞でガン細胞を押さえつけておく
この時 頭に浮かんできたのがブルース・リーとミホノブルボン(有名な競走馬)だったんです。ブルース・リーはドラゴン・フラッグスの創始者で、1970年年代 すでに「痩身に最も効果的な運動はウォーキング」だと言っていました。ミホノブルボンは日本歴代最強競走馬の1頭で、坂路調教の代名詞。
要するに免疫力を高めガンに対応するには、高負荷筋トレとブルース・リー・ウォーキングと坂路調教を中心にした運動を続ければいいと直感したのですね。それでスタミナを付けながら脂肪を減らしていく。厚生労働省や日本肥満学会の言ってることは信用できませんが、ブルース・リーとミホノブルボンなら信頼できます。
自分の場合は、まずガン手術にむけたシェイプアップから始めました。ダイエットはしません。シェイプアップとビルドアップを交互にやるつもりでした。体組織計は どれがいいのか分からないので、テキトーにオムロンの最新式を買いました。手と足で測るやつ。去年9月20日の数値は
身長166cm 体重71kg 体脂肪率27% 内臓脂肪13% 胴回り92cm ウエストも92cm 筋肉率28.5% 上の血圧145
ちなみに1年1ヶ月たった現在の数値は
体重58kg 体脂肪率16% 内臓脂肪7% 胴回り79cm ウエスト74cm 筋肉率33% 血圧125
タニタの体組織計では体脂肪率13%と出てきます。筋肉率を計算すると43.5%
スポーツジムに置いてある50万円クラス・100万円クラスのヤツでも同じような数値が出てくる。タニタの体組織計は体脂肪率は うんと低く、筋肉量は とんでもなく多く、体年齢は びっくりするほど若く出てきます。まあ、インピーダンス方式自体が当てになりませんからね。オムロンとタニタでは出て来る数値が違いすぎます。
シェイプアップ期にしていた運動は
朝、公園でストレッチ→片足立ちで深呼吸10回(左右6セットずつ)→ブランコ腹筋ローラーもどき40回x2セット→ディップス40回x2セット→片足スクワット(パラレル)左右40回x2セット→ドラゴンフラッグス3回→超スロー斜懸垂30回x2セット あと、言葉で説明しづらいのが幾つか→ストレッチ
その後 山の麓まで自転車で行って、急坂で競歩フォームのトレッキング(山登りと山下り)45分(時速3kmぐらい)→クールダウン→ストレッチ→ポタリングして帰宅。
夕方 ストレッチ→筋トレ→未舗装路平坦地でブルース・リー・ウォーキング1時間(時速6~7km)→ストレッチ でした。これを毎日やる時間を作るために睡眠時間は5時間に減らしました。「短時間睡眠は太る・体に悪い」なんて言ってたら何にも出来ません。運動量自体が大したことないので、休息日は無し。
雨の日は自宅でストレッチと体幹トレーニングをだらだらと。降雪期はスポーツ・ジムで5時間。運動が好きなので、疲れは次の日に残りません。っていうか、やってたら楽しくなり、完全に「遊び感覚」でやってました。
食事時間はテキトーです。規則正しい生活が出来ないと言うか、しない(*´ω`*) 食事内容は6大栄養素をバランス良く。食事量は大人一人量の7割。料理好きなので、ラクです。料理研究家・管理栄養士・レシピとか大嫌い\(^o^)/ 1日1食~3食。お菓子類・間食は一切なし。ジュース・炭酸類・スポーツ・ドリンク・ペットボトル飲料・牛乳一切なし。サプリメントとかトクホ一切なし。ダイエット食品・置き換え食品一切なし。インスタント・レトルト・チルド・冷凍食品・惣菜類・缶詰類一切なし。外食嫌い。
食事の品々を食べる順番は、食べたい順です。口中撹拌(かくはん)をしながら食べて、幸福ホルモンを出します。糖質制限なし。ただし、お酒制限はあります。1日日本酒1合・またはビール500mlまで。ヌーベル月桂冠かハートランドまたはギネス・ドラフトの日が多い。タバコ好きで1日1箱程度。食費は1ヶ月20.000円くらい。自炊ばかりなので、お金がかかりません。
ダイエットしてる人との一番の違いは、「夕食が1日の食事量で最も多く、脂質と糖質も しっかり摂っている」事でしょう。内臓脂肪を蓄えるために わざとやっています。(ドカ食いするのではなく、あくまでも必要量の範囲内で食べるという意味です)
じつはコレ、何十年間も毎日3時間以上の運動していたのに、体重が年々増えていった事実を鑑みて試してみたのです。以前は、「運動するために沢山食べる→運動する→お腹がすく→たくさん食べる」の繰り返しでした。よくハンガーロックになりました。つまり自分は運動時に血中ブドウ糖だけ使って、脂肪細胞を使ってなかったと考えられるのです。
仮説を立てていたんです。「空腹時に2~3時間程度の運動をすれば、体は内臓脂肪細胞からエネルギーを取り出して使う。さらにコレとキツイ筋トレがが引き金になって、皮下脂肪も遊離脂肪酸に分解されてエネルギー源になっていく」 です。
シェイプアップを初めて1ヶ月後には内蔵脂肪が かなり減っていたので、「これは、いけるかも」と思いました。体重は3キロ減。2ヶ月後は体重が5キロも減ってしまいました。2ヶ月で8キロ減です。「うわぁ~、やばい。体重減りすぎ!」(うどんさんは 面倒くさがり屋なので、体重計に乗るのが1週間に1回未満)
減量期に一番困ることは、「脂肪とともに筋肉・骨量とも落ちてしまう事」です。体組織系計で筋肉率の表示を見れば だんだん上がってくるわけですが、これは数字のトリックで 体重が減っているから実際の筋肉量は減り続けているわけなんですよ。だから、そこから体重を わざと増やしてビルドアップをする必要があるんです。すぐにビルドアップを開始。
あ、ガン手術の件なんですが しませんでした。シェイプアップを始めてから7週目ぐらいで、体から赤ちゃんの匂いがしてきてね。「あっ、ガン細胞を押さえ込んだ」って確信しました。その後の血液検査でも、ガン細胞は出てきませんでしたから。
ガン細胞っていうのは、嫌気性細胞(酸素を嫌う)です。全身に酸素を送り込むには、全身の毛細血管の血を入れ替えて つねにフレッシュなものにしておけばいい。それをやるのは心臓ではなく、筋肉です。だから、朝夕に全身運動をする必要がある。
ウォーキングというのは全身運動では ありません。アドバイザーが言うように「腕を振ることによって全身運動になる」なんて、そんな単純なものではない。ネットや雑誌で紹介されている「正しい歩き方」をして、「一歩ごとにブレーキングする、ガニ股ロボコップ歩き」になっている人が けっこういます。不自然で ぎこちない。体の動作が連結されていない。
腕を強く前に振る。この時、肩は前に出します。そして腕を後ろに強く引く時は、肩を後ろに移動させます。肩甲骨が大きく動く時、骨盤が連動して前に出ます。着地したら、足をすばやく引き込み、体重をしっかり乗せて移動する。膝は、まっすぐ前に出さなければなりません。体に「うねり」が生じて、平均台の上を歩くような一軸歩行になります。このような歩き方をして初めて、ウォーキングが全身運動になるんだと思います。
ついでに言うけど、「歩き方」には色んな方法・スタイル・バリエーションがある。エクササイズ・レベルになっていて、かつ自分が心地よい歩き方をするのがいいんじゃないかしら。心のためにもね。必ずしも速く歩く必要はない。また、ダイエットには4~5メッツ強度の運動がいいというレポートがあり、定説になっている。それでスポーツジムのトレーナーは、「走るより歩いたほうが痩せる」と言うのです。5メッツは、階段を登っていくぐらいの運動強度。自分の場合ですが、5メッツで歩いているとユルすぎてストレスが溜まってくる。ゲームマニアがシューティング・ゲームを初心者モードで1時間やれ と強制されるようなもの。だから、自分が「快適」と感じられるとこまで運動強度を上げています。自分の心臓・肺・筋肉が喜ぶようにやるのが一番いい
←コレ重要
まあ ガンが治ったなんては思ってないのです。今はガン細胞を押さえ込んでいるだけで、自分は あいかわらずガン患者。だから、シェイプアップ⇔ビルドアップ運動は今後も死ぬまで続けていきます ・・・という事は、死ぬまで酒は毎日1合か!ああ、一升酒が飲みたい (。´Д⊂) ウワァァァン!!