2014年12月31日水曜日

My new photo movie was uploaded to you tube. 新作、ようやくアップしました(汗)

Translation into English

日本語訳バージョン Translation into Japanese

みなさん、すみません。もう、バタバタでした。かろうじて年内に間に合いました。松永亜矢香コスプレイ中国曲シリーズⅠの最後を締めくくるバラッド(バラード)は、香港映画の主題曲。それをトン・リーという歌手が、全く違った雰囲気で聴かせてくれたものです。

Lyrics ( translation by Tumetai-Udon & Makky)

"Tears in dreams"

A breeze blew through
A white bird flew over branches and leaves
A pair of birds became a couple
Don't know I hide myself behind the window

Getting cooler after night breeze
My room in the cool moonlight
Reminisce beautiful dreams vaguely every night
I'm so touched by midnight silence

Every dream
explains my desire
sharing my life with you for good

Shivering wind  blew to my partner in my dream
Found it will be bright for the daytime again

My fantasy seems to come true someday
Go into the hometown together in my dream

Every dream
explains my desire
sharing my life with you for good

Shivering wind  blew to my partner in my dream
Found it will be bright for the daytime again

My fantasy seems to come true someday
Go into the hometown together in my dream

Don't fall in love with other men


「あなたの夢」 訳詩 つめたいうどん

柳を揺らす そよ風に 飛び立つ鳥は 白つがい
月の夜の 青い光に照らされて
見る夢 げにも(本当に)悲しげで

どの夢も 我が願いを映せども
君と過ごすは 束の間で
冷たき風に おどろけり(目が覚めた)

どの夢も いずこに消ゆる 君が背に
我が願い かくも半ばで途切れるか
ああ君に請ゆ 我が夢のみに出づれかし

ううう・・・現代語に上手く翻訳できなくて、文語でやってしまいました。ともあれ、体調不良で一時期はどうなるかと思っていた今年も何とか生きぬきました。明年はアイルランド曲、再来年はマレーシア曲でやります。マレーシアをやれば、もう死んでもいいかなという感はあるのですがね。それでもまだ生きていたら、ペルー曲に行きます。いや、あと10年は生きるんだった^^;

それでは皆さま、良い年をお迎えくださいませ。本年のご愛顧、まことにありがとうございました。



2014年12月6日土曜日


愛不在就放(Ai buzai jiu fang・アイ ブーザイ ファン ジュウ ファン) 
日本語訳バージョン
歌手 烏蘭託婭 (Wulan Tuoya・ウーラン トーヤ) 内モンゴル
言語 マンダリン(中国語標準話)

前回アップしたやつの日本語訳版。なんか久しぶりに、ものすごく恥ずかしかったです。。。

今回は、ちょっとだけ訳詩の苦労話をしてみたいと思います。この曲の原詩は次のような出だしなんです。

秋的眼 秋的眉 秋的水・・・

今どきの学校漢文教師なら、「秋の眼、秋の眉・・・」と訳して鉄面皮(面の皮が、ものすごく厚い)しているんですが、常識ある人なら、「秋の眼って、何?」と思いますよね。

3年前の、うどんさんは「中国語の眼は、中心となるもの・眼目、眉は白眉のような意味を持ち、美(mai)の発音とかけているかも。水は川の意味」・・・と、ここまでは分かっていたのですが、コレどうやって日本語に訳すの?というレベルだったんです。それで翻訳に3年もかかってしまたのです。

そして、そのレベルは今もたいして変わっていない・・・悲しいけど、これでやるしかない。おお、神よ仏よ。。。

それから中国で「黄色」というのは、黄色は秋の色で、悲しみをたたえた時期というニュアンスがあります。「黄了(黄色くなってしまった)」になると、恋人同士が別れたことや何か物事がうまくいかなかった意味になります。・・・この黄色のイメージを訳詩にとり入れるのは、一筋縄ではいきませんでした。

でも、この曲はどうしても使いたかったのです。チェロのような音を出している楽器は、モンゴルを代表する民族楽器・馬頭琴。もともとは、馬の皮や骨を使って作られていた弦楽器で、死した馬の魂が音となって永遠に人々の心に生きていくという意義を持った、たいへんロマンティックな楽器なのです。いい音するでしょ?

そしてそして、松永亜矢香という5文字が持っている、ふたつの季節。誕生日がある冬と、あの夏。

僕が「拝啓 松永亜矢香さま」というブロークンな日本語を使うのも、じつはこの意味があるのです(自己満足)。ああ・・・今回はランダム文章でございました。