2014年5月18日日曜日

次作はチベット民謡でいきます


今月下旬にアップ予定の亜矢香フォトムービーはチベット曲を使います。しかしこのチベット語というのが実に問題でして、うどんさんには全く読解できません。

多くの曲は単純な歌詞内容で、風景の美しさとか人の心の豊かさを歌っているようなのでございますが、うどんさんには「う~む、チベット文字だ・・・」という以外、何も分からないのです。だが、曲が本当に素晴らしい。

チベット音楽は豊穣で、その魅力にはまり、すでに数千曲聞きました。惜しむらくは現在チベット自治区の置かれている立場から、コスプレムービーの音楽には使いにくいのです。

そこで雲南省の西北にある「香格里拉県」(中国語発音は「シャングウィラァ」でシャとラを強く読みます)の民謡を使います。ここはチベット族が固まって住んでいる地域で写真や映像で見る香格里拉は、夢のように美しいのです。奥入瀬渓流みたいな所さえあります。

日本では「チップス先生さようなら」で有名なジェームズ・ヒルトン。シャングリラ (Shangri-La) というのは、彼が書いた「失われた地平線」に登場するの理想郷の名前。この小説の影響により「理想郷」の事を"Shangri-La"と呼ぶようになりました。

チベットの奥地に不時着した飛行機の乗組員は、まわりの光景の美しさに見とれて死ぬのも忘れてしまうのです。21世紀になってから、この小説にあやかって「チョンティエン県」から改名した「シャングリラ県」。願わくはチベット族にとっても他民族にとっても理想郷であってほしいと」願っているうどんさんであります。


では、また。


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