2016年11月27日日曜日

ダイエット・健康情報で普段思ってることランダムに

(ROM写真集「あやち~ちゃんねる」より)

有酸素運動は、どれも同じではない。
水中ウォークやエアロバイクよりも、歩いた方が様々な効果を期待できる

歩くのを日課にするだけで関節や軟骨が健全に保たれるのは、関節に「良い意味で適度の負担をかけられる」から。むしろ膝の痛み解消にもなる。症状が進みすぎていたらダメだけどね。また、骨粗鬆症対策にもなる。その点、関節に負荷のかからない水中ウォークや自転車・エアロバイクでは、この効果が期待できない。

肥満の人は、よく水中ウォークをしているけれど、なかなか痩せないみたいだ。なにせ毎日30分くらいしかやらないから、絶対的な運動量不足。そして痩せる前に、やめる人が多い。自転車もアップダウンの激しい山岳コースを走ればいいんだが、一般の人にはムリだろう。

高校生の肥満治療をしている医師から聞いた事があるけど、自転車通学している生徒は徒歩通学に変えさせるという。すると、見る見るうちに痩せていくんだそうだ。


「10分のウオーキングx3回」と「30分連続のウォーキング」では、効果が全く違う

ここで言うウォーキングとは、肩甲骨と骨盤をしっかり動かして歩く「エクササイズ・ウォーキング」の事。連続30分以上のウォーキングが望ましいという本当の理由は、以下のとおり。心拍数を140以下に抑えた単純運動を続けていると、血圧が安定し、その後 徐々に下がってくるんだ。たっぷり時間をかけると平均110まで下がるというレポートもある(小山内博・元労働科学研究所所長の論文)。自分にとって、エクササイズ・ウォーキングの第一の目的は、血圧を低めで安定させる事。高血圧の治療にもなるという、ありがたい効果もある。

第二の目的は、全身の筋肉を使って毛細血管の古い血をフレッシュなものに入れ替える事。運動していると体が暖かくなってくるのは、毛細血管の古い血が新しい暖かい血と交換されるから。血の巡りが良くなるんだ。これも10分のウォーキングでは時間不足。毛細血管の血の入れ替えは、心臓では出来ない。筋肉を使えばいい。エクササイズ・ウォーキングは、がん細胞は嫌気性細胞なので、がん予防の効果も期待できるかもしれない。

ウォーキングを10分で止めてしまえば、これらの目的には到達できない。血圧が下方安定する前・毛細血管の血が入れ替わる前に終了するんじゃ もったいない。ウォーキングには、たくさんの効用がある。「脂肪燃焼」という一面だけじゃない。ネットやTVによくある「最近の研究」というセリフに惑わされないで下さい。


「水を1日2リットル飲もう」という説には、エビデンス(科学的根拠)がない

よく言われている「水を1日2リットル飲む」。この出所は、アメリカの通説なんだけど、2015年の"Harvard Health Letter(ハーバード大学医学部刊行)"では、「1日1~1.5リットル」に訂正されている。もともとアメリカではジュース・牛乳・炭酸飲料ばかり飲み、慢性の水分不足になっている子供が多いので、このような事が言われるようになったんだ。重要なのは水の飲み方で、失われた水分量だけをコマメにチビチビ飲むといい。多すぎる水分摂取は、体にいろんな悪さをする。ゴクゴク飲んだら体に良いこと無いですよ。



「一日1万歩」にも科学的根拠はない

1万歩の目安は、距離にして8km・所要時間は1時間40分ぐらいです。うどんさんは減量期に毎日2時間ウォーキングしていた。2時間以上歩くと、速筋が減ってくる(一般的な数値です)から。ビルドアップ期は40分程度に抑えている。脂肪を落とすには、エクササイズ・ウォーキングが一番いいんだけど、一日1万歩にこだわる必要はない。

痩せるのが目的なら、毎日1時間40分~2時間ウォーキングをしたほうがいいと思う。健康維持のためだけなら、毎日最低5.000歩っていうところだろう。基本は、毎日やること。


「8時間睡眠」にも科学的根拠がない

8時間寝るのが健康に良いなんて根拠は、どこにもない。ぼくは運動時間を毎日6時間とるため、この1年2ヶ月の間は毎日5時間睡眠にした。支障は何も出ていない。ショート・スリーパーで有名なのがナポレオンの3時間。ただし、長く寝たほうが体にあっている人もいる。代表的人物はアインシュタイン。毎日10時間寝ていた。水木しげるも睡眠至上主義だった。ロング・スリーパーの要は、立派な仕事をなし続けるという事。惰眠はダメですよ。


トマトジュースを飲んでも痩せないし、野菜ジュースには効果がない。栄養素が壊れてしまってるから。

市販ジュースの事を言っています。自分で作るなら話は別。TVの痩身プロパガンダで、カゴメの売上は創立以来最高を記録した。だけど、日本人の肥満は増え続けている。

野菜ジュースで一日分の野菜栄養素が摂れるわけがない。質の悪い野菜を中国で煮込み濃縮させ、冷凍して船で日本に送る。そしを日本で水に薄めボトル詰めしているんだが、表示は「国産」。体に悪いPH調整剤も使っている。煮沸と冷凍で栄養素は壊れている。食物繊維は取り除かれている。ジュースの中身は土壌が日本の4.000倍化学汚染されていると言われる中国野菜で、しかもハネ物。

こんな物を推奨している料理研究家・フードアドバイザー・管理栄養士を信用してはなりません。


牛乳が体にいいという科学的根拠は無い。納豆はいくら食べても血栓を溶かさない

牛乳・納豆が嫌いなら無理して飲食する必要はないです。好きなら食べりゃいいんです。ただし値段の安いものは薦めません。ナットウキナーゼは血液に溶けないから、血栓を溶かす効果はありません。

「牛乳が体に良いか悪いか」という議論は、日本以外の先進国で盛んに行われている。けだし、野菜や豆などでカルシュウムが足りてる人は、牛乳を飲む必要がないでしょう。美味しい牛乳は、値段がうんと高いしね。


スーパーで売っている「千切りキャベツ」は、漂白剤に漬けたもの

千切りにしたキャベツは時間がたつと、切り口から劣化してきます。市販品は それを防ぐため漂白剤にプーリングしてるんだな。野菜は常に市場価格が変わるもの。これは値段が安定しているので、中国産キャベツを使っていると思われます。よく「野菜中心の食事をしている」という人が、これにノンオイル・ドレッシング(化学薬品たっぷり)をかけて食べている。あ~、健康に気を使うならドレッシングぐらい自分で作りましょう。体に入った化学薬品は殆んど体外に排出されず、どんどん体内濃縮されていくのです。


まあ、こんな事を書いてたらキリがないです。しかも、オモシロクない事ばかり。んだすけ次回の日曜日は「肥満の人がダイエットに失敗する真の理由」(たぶんこんな視点で見てるのは変態バカボンの僕だけだろう)を書いて、痩身・健康ネタは一段落させたいと思います。では


2016年11月20日日曜日

2025~2040年問題を乗り切るため、全国規模の第三セクター・フィットネスクラブ設立を望む。現存のスポーツジムには自治体が補助金を出して月会費を安く抑えた、より専門的なジムになるよう支援してほしい。

(松永亜矢香・コスプレイ「ちぃonちょびっツ」より)
「人は、どれだけ運動するのが健康に良いか」っといったレポート(研究報告)が先進国で、もう40年も前から幾つかなされているんだが、感心するものは見たことがない。適切な運動量は人によって大きく異なるはずだから、平均なんていうのは意味がないと思う。平均値を出そうということ自体に疑問を感じる。ちなみに最近では、以下のようなレポートが有名です。
「米国人のための身体活動ガイドライン(2008)」では、「1日30分を週5日」の軽い運動が健康に良い・週に2.5時間(1日平均22分)以上ジョギングする人の死亡リスクは、運動しない人と同じと結論づけている。

コペンハーゲンの研究者らは、ジョギングと全ての死亡率の関連グラフはU字型をとると発表(2011)。

台湾の研究者たちは「中等度・高い・非常に高いと運動の程度が高まるにつれて、全ての死亡率は右肩下がりになっており、運動量に応じて全死因による死亡率が低下すると報告(2011)」

世界的に、運動量と総死亡リスクに感心が向いている。
ジョギング(元々の意味は軽い・ユルいランニング)の創始者・ジム・フィックスは、52歳の時ジョギング中に死亡した(心筋梗塞)。学校の強歩大会中に死亡(病死)した埼玉県の女子高校生もいた。いずれも様々な論議を呼んでいる。でもね、このように軽い運動中に死亡する事故は人目を引くけれど、運動時以外の突然死比率は運動時の25倍以上あるのだから気にする必要はないと思う。
世の中で最もキツイ運動をしていると思われるS級の競輪選手たちの場合はどうだろうか?「練習が本番。レースは集金」、なにしろレースの1着賞金が数千万円だから、鍛え上げられた体で極限状態まで追い込む練習をしている。プロ野球選手なんかのトレーニングとは全くレベル・量が違うんだ。案の定、競輪選手は早死が多い。これは競輪ファンが悲しく思っている現実のひとつ。レース終了時には「バカヤロー・クズ・この役立たず」とヤジを飛ばしているけど、内心は傷んでいるのです。オーバー・ワーク(運動のしすぎ)なんですね。どんなに丈夫な体であっても、絶対的な運動過多というのは確かに存在する。そこまでやったら体に悪いというのがね。
かと言って、週に2~3回30分のウォーキングをするだけじゃ運動不足と言えまいか。郊外・田舎の小学校では、通学は30分以上かかるという児童が多い。小学1年生は、6歳か7歳。そんな小さは子どもが大きなランドセルを背負って、雨の日も暑い日も雪の日も喜々として学校に通っている。毎日1時間以上歩いてね。そして、体を目一杯使ってギンギンに遊びまくってる。だから、五体満足な大人なら、もっと運動量を増やしたほうがいいと感じる人は少なくないはずだ。
でも結論を言うと、適切な運動量や運動強度は、その人の身体能力・健康状態やライフスタイルによって異なってくるのです。病気や障害のため、推奨レベルの運動は困難という場合もある。赤ちゃんがいる・要介護の家族がいる・仕事に1日12時間とられる等々のケースもあるでしょう。しかし、今の日本人が目指さなきゃいけないのは「健康状態を維持し続け、医療費を使わない事」なんだ。そうしないと増え続けている医療負給金で日本が近い将来、破産する。健康のためには運動と好バランス栄養で適量の食事が不可欠。だから、各人が「自分にあった運動量と運動強度(ストレッチやヨガでもよい)」を知り、時間を工夫して実践することが必要になってくる。食べ物は、すごく重要だよ。
カーブスという年配女性向けのジムが全国にある。1日30分だけという高齢者向けの器具を使った有酸素サーキット運動がメニューだ。カーブスでは「筋力トレーニングと有酸素運動を交互に行う」と謳(うた)っているのだが、負荷が軽すぎるので筋トレのレベルには達していないと思う。ところが、ここに通っているお婆ちゃんたちは、やたら元気になるんだ。つまり、運動を何十年もやっていなかった高齢者には、有酸素運動が筋トレにもなっちゃうんですね。(ただしカーブスの料金は少し高め&ステップアップするメニューがない)
政府は「特定健康診査」の受診者が増えればメタボは減ると考えている。ああ、なんて頭の悪い連中だろう┐( -"-)┌ヤレヤレ... メタボの人は、薄っぺらいマニュアル書を暗記しただけの保険指導員に、こう教示される。「摂取カロリー減らせ・塩分減らせ・タバコをやめろ・酒は1日1合まで・休肝日は週2日・運動しろ」 何度も聞いた耳タコ事ばかり。面白くない事ばかりです。なかには「健康のため漬物は食べるな・味噌汁は1日1杯まで」なんて馬鹿げた事を言う「有識者」さえいる。だから言うことを聞かない人が多い。当然の成り行きです。
ついでに言うけど、電気分解濃縮塩(スーパーで売ってる殆どの塩・加工食品、スナック菓子、せんべい類・スポーツドリンクなどに使われている安価な塩・安い醤油、味噌・イオン膜を使用して作る塩)が体に悪いだけ。これらの食品を遠ざけ、使う塩を天然塩に変えて、カリウムの多いワカメなどを毎日適量食べていれば、余分な塩分は体から抜けていきます(だからといって摂りすぎはNG)。減塩調味料は、化学薬品をたくさん使っているので薦めません。塩分は健康に生きていくために必要な栄養素なのです。
政府・自治体は特定健康診査員給与などに税金を使ってないで、各市町村にカーブスみたいな第三セクターのジムを設置すればいいと思う。安価な月会費で行ける所をさ。公務員にやらせたらダメ。すぐ腐敗堕落するから。インストラクターは美少女と若いイケメン中心に雇う。かわいい・かっこいいユニフォームを着てもらって。これが一般ウケする秘訣なんだ。人間の心理・本音なんて、そんなもの。「運動は苦手。やりたくない」と言っていた人が、「あの子に会いたい!ジムに行きたい!」となる。まあ、うどんさんみたいな「女は葉子と亜矢香だけいればいい」なんてヘンタイには通用しないけどな。わはははは y( ̄ー ̄)y
そして運動強度が高めの中級者向けジムも設置する。軽い運動に慣れたら、より強度のある運動をする必要があるから。こちらには、知名度の高い地元の元・スポーツ選手たちに特別コーチとして年に数回参加していただくなんていうのは、どうだろう。また、エアロビとホットヨガ・ピラテスの本格的スタジオなんかもいい。中年女性に人気があるからね。一般人のモチベーションを高めるには、ウケる要素が必要なんだ。一般ピープルの心をつかまなきゃ長続きしないと思う。
既存のスポーツジムには自治体が補助金を出して、月謝を少し安めに設定しもらう。より、専門的本格的なジムにする。2025年~2040年問題は、高齢者が健康を保つ以外には回避できない。それには国民が楽しく(多少の下心があってもいいから)積極的に通える運動施設を整備するのが一番いいと思う。身障者の人たちも通いやすくする環境が必要。←コレ重要
うどんさんの住む青森県は、平均寿命・平均自立期間が全国最下位。ガンと心筋梗塞・脳卒中・糖尿病・自殺王国でもある。県民所得が低いため、総合病院になかなか行けない。よっぽど具合が悪くなって行った時は、もう手遅れだ。おお、神よ仏よ。道行く人は、メタボかサルコペニアが糖尿病かガン患者。原因は雪でも出稼ぎでも、大皿に盛られた料理でもない(←断定口調) なんてったて青森県民はスーパーの惣菜、弁当、肉、乳製品・加工食品・お菓子・ペットボトル飲料・アイス・ジャンクフーズ・外食・グルメ三昧だから。食生活を変えたほうがいい。また、うどんさんみたいなタバコ好きも高確率でガンになる。青森県の喫煙率は、男性が全国1位で女性は2位だすけな。わはははは(笑ってる場合かよ)。
でもね、こんな青森県でも昼間のフィットネスクラブに行くと、びっくりする。健康中年・健康老人が、うじゃうじゃいるんだな。意外なことに、肥満者は少ない。10年以上通っている、という人が多い。年は取っていてもイケてる人が多い。うどんさんが「へぇ~」って思っったのは、ジムで知り合い仲良くなって結婚したという人たちが結構いるという事。スポーツジムは結婚問題解消にも一役買うのです。
それから、ダイエットや健康関連の情報には、インチキや間違ったものが多いので注意が必要だ。見抜くコツは、「誰かの利益誘導のために発せられた情報」を信じない事。つまり、宣伝しているもの・TVや健康雑誌でやってるものね。レベルの低すぎる本職・プロ・専門家を信じない。もうひとつは、「ネットの万年肥満者が発する情報」を信じない事。とにかく拾ったウンチクやノウハウ・ハウツーを語りたがる(何故このような心理になるかは後日書く)。「以前、○○キロのダイエットに成功した事がある」なんて書いている人の殆どがリバウンダーだと推測される。リバウンドしたダイエットは成功ではなく失敗です。リバウンダーの言うことを信じてたら、あなたまでリバウンドしてしまいますよ。
今はウォーキングをしている人がたくさんいる。見るからに「ダイエットのため・健康のため」にやっているという感じの人が多い。でも、散歩や通勤や買い物の時の歩き方をしている人がほとんどだ。それじゃあエクササイズ・レベルにならないので効果が少ないと思う。以前にも書いたんだけど、ネットにある「正しい歩き方」に感化されて「一歩ごとにブレーキングするガニ股ロボコップ歩き」になっている人もいる。それなりに効果はあるかもしれないが、カッコ悪いです。やっぱりジムに行ってインストラクターにフォームを矯正してもらうのが、一番手っ取り早い。
エクササイズ・ウォーキングは、腕をかなり強く振り肩を大きく前後に動かす。肩甲骨の動きに連動して、骨盤が前に出てきます。膝は内側に入れるような感じにすると、膝がまっすぐ前に出るようになる。かかと着地したら、スグにひっかくような感じで脚を引き入れ、体重をしっかり乗せて前に移動する・・・まぁ、言葉で言っても分かりにくいから、インストラクターに見てもらって下さい。必ずしも大股で歩く必要はないし、早く歩く必要もない。自分が気分良くできる運動強度でやるのが一番いいと思う。
☆彡 今日のまとめ
1・2025~2040年問題は、国民(とくに高齢者)が健康を維持し続け、医療費を使わない事でしか乗り切れない。
2・そのためには、食事管理と適切な運動が不可欠。「筋トレ+ウォーキング」が理想だが、ストレッチとヨガでもよい。
3・適切な運動量や運動強度は、その人の身体能力・健康状態やライフスタイルによって異なってくる
4・ダイエットや健康に関しての情報には、インチキや間違いが多いので注意が必要。利益のために発せられた情報などは信じない。

今日の記事は長くなってしまったので、続きは来週日曜日のブログ更新時に書きますね。では(⌒∇⌒)ノ""マタネー!!

2016年11月13日日曜日

スクワット色々・高齢者の皆さん、2025年問題は健康医者知らずになって乗り切ろうぜ

よく「正しいスクワット」として紹介されているのが「パラレル・スクワット」。でもね、正しいスクワットには色んな種類があるのです。完全にしゃがみ込む「フル・スクワット」、膝の角度が90度になるまで曲げる「クォーター・スクワット」。高齢者向けの、椅子を使った「シーテッド・スクワット」などなど。
先日、「日本トイレ協会」なる所が出している本を読んだけど、「ヨーロッパには洋式便所しか無い」なんて書いてた。あ~、南ヨーロッパには「しゃがみ便所」がけっこうありますよ。英語で「スクワット・トイレ」って言いまんねん(しかも完璧なドッポン式で、上手くやらないと跳ね返ってくる)。ちなみに「ベタしゃがみ」をすると直腸が真っ直ぐにならないので、相撲の蹲踞(そんきょ)姿勢でしゃがむのが理にかなってると思う。つま先立ちのスクワットもあるんです。
で、スポーツをしている人は、パラレル・スクワットを100回やっても効かなかったりする。うどんさんはこの1年間、運動前に片足スクワットを毎日朝夕左右80回(計160回)ずつやっていた(自慢にならない)。でも先月から、超・超スローのスクワットに変えた。1回のフルスクワットを30秒かけてやる。まるでバーベルかついでやってるみたいに効くんだな、コレが。手の姿勢をどうしようか迷ったが、新崎人生ポーズにした。名付けて「念仏スクワット」。10回やれば、体が温まります。
筋トレの目的は「古い筋肉を壊し、新しい筋肉を作る」ことにある。軽い筋トレでは壊れない。だから筋肉がプルプル震えるくらいに負荷をかけてやった方がいい。(負荷の軽重は、人によって異なります。自分が「これはキツイ!(゚д゚)」って感じるくらいが目安です) 腰から下の新し作られた筋肉からはマイオカイン(若返りホルモンの一種)が出てくる。これは運動して新しく出来た筋肉からしか出てこない。マイオカインには、脂肪の分解・糖尿病の予防・動脈硬化の防止・血圧の安定のほか、認知症やガンの予防効果もあるホルモンと言われている。でも、筋肉はスグ古くなる。だから生涯運動を続けていくのが理想なんだ。
評判悪き厚労省が2013年から開始した「健康日本21」第2次計画では「ロコモ(運動器症候群)」の認知度アップを目指している。ロコモとは運動機能が衰えて、将来要介護になる可能性の高い人を指す。現在、40代男女の5人に4人が「ロコモ予備群」と推定されているそうだ。本当だとしたらエライ事だ。
また、高齢化社会が進み、所得税を払う人口は減り続け、高額の医療給付費や介護給付金を貰う人が増え続けてる。2025年、団塊の世代が後期高齢者になると、医療給付費が54兆円・介護給付費が19.8兆円と試算された。これは日本の税収よりも大きな数字なんだ。それはもう、8年後の事なのです。
票田(ひょうでん)があるから国会議員に立候補する・票集めの事しか頭にないTVタレント気取りの政治家連中の手腕で、財政難を回避できるだろうか?否、年金の大幅減額・医療費負担増・消費税率大幅アップ・福祉の切り捨ては目に見えている。お先真っ暗です。よしんば、そうならなかったにせよ、要介護になっては満ち足りた余生なんて送れないしね。
「汗かくのイヤ。疲れるのはイヤ。美味しいものを好きなだけ食べてラクして痩せたい」なんて言ってる場合じゃないんです。日本丸は沈没寸前。視点を変えなきゃ。「自分が日本を支えるんだ」という意識で、痩せようぜ。健康になろうぜ。個人の悩みを超越した、国家レベルの大きな悩みを持って。人や制度をを当てにしても駄目なんだ。今の政治家じゃ「8年後の日本」は支えきれません。国民一人ひとりが、「8年後の日本」を支えていくしかない。国民が健康になって医療費を使わない事のみが、借金大国・日本を救うんです。
6大栄養素をバランス良く摂取する。カロリーは平均値より少し少なめにする。自分にあった運動を続けていく。運動がどうしても苦手だったら、ストレッチを一生懸命やればいい。これが唯一の健康法です。他にはありません。肥満を解消したい人は、昼ごはんを抜きにしてエクササイズ・ウォーキングを1時間するとかね。エレルギー源は脂肪にたっぷりあるのだから、2食で大丈夫です。相撲取りが1日2食なのは、太るためではない。練習時間の都合上そうなるだけ。すでに肥満なのに1日3食しっかりたべていたら、ヤセません。1日3.000kcal相当の運動をするなら別ですが。ただしアルコール摂取が多ければ(ビール中瓶3本相当以上)肝臓は脂肪を分解しなくりますよ。情報に惑わされることなく、自分に合った痩身方法を見つけて下さい。
糖質制限ダイエットの提唱者で米医師だったロバート・アトキンスが死亡した時(たしか72歳)の体重は89キロとも116キロとも言われている。結局リバウンドするんです。炭水化物ダイエットが大流行したアメリカでは、肥満は解消されたか?ハンバーガーショップではバンズの代わりにレタスでサンドした糖質制限メニューが主流になっていたほどだけど、米人の肥満度が高まっただけでした。また、WHOは2015年10月に「赤身肉(牛・豚・羊・馬などの肉)は発ガンリスクを高める」と遅ればせながら発表。多すぎる肉摂取の危険性は以前から方々で言われていた。この世に「好きなだけ食べてもいい食品」なんて、ひとつもありません。人気の・話題の・評判のダイエットには必ず落とし穴があるんだな。
くりかえすけど、食事管理と運動だけが健康的にシェイプアップできる唯一の方法。「運動しても痩せない」と言ってる人は、運動量が少なすぎただけ。理由をつけてサボっていただけ。さもなくば、食い過ぎ・飲み過ぎ。筋トレしたら脚が太くなったというのは、初めから太い女性の言い訳です(フットプレスを200kgで毎日やっていたら太くなるでしょうけど)。高負荷筋トレをしても体は引き締まるだけで、ムキムキにならないので安心してやって下さい。50代・60代、70代でもまだ間に合います。うどんさんは抗がん剤も使わないし、医者にも行ってません。運動でガン細胞を押さえつけています。運動には、それだけの効果がある。もう還暦間近ですが体年齢は24歳(←当てにならないと言われているタニタの体組織系で出て来る数値) カーブスに通っている元気お婆ちゃんたちに負けてはいられないのです。

2016年11月6日日曜日

ドラゴンフラッグス(龍旗)とカッパ禿げ

ドラゴンフラッグスの語源は中国語の「龍旗(ロン・チー long2 qi2 )」を英直訳したもの。ブルース・リーの中国名は「李小龍」。「旗」にはシンボル・証という意味もあるので、ドラゴンフラッグスの日本語の意味は「ブルース・リーのシンボル」みたいになると思います。英文資料にも中文資料にも目を通してるから自然と分かった。毎度のことながら日本の資料がいちばん当てにならないね~( ̄▽ ̄)V で、このコア・トレーニングを世界的に有名にしたのが、映画「ロッキー」だった。
ブルース・リーのドラゴンフラッグス 1分30秒くらいから
1分40秒からのは別人です
だからドラゴンフラッグスができる人たちは皆、シルベスター・スタローン式でする。でも うどんさんはブルース・リー式でやっている。なんたって「ブルース・リーのシンボル」ですから。じつはジムでドラゴンフラッグスをしてるとことをスマホで撮影してもらった映像があるのです。
体操部だったので、ベンチの上で前方回転をしながら姿勢を作るところから開始。膝とつま先をピシッと伸ばしてね。自分で言うのもアレなんですが、なかなかカッコイイ。ところが、だ!撮影した映像を見たら、目立つのはカッパ禿げ・゚・(ノД`)ヽ(゚∀゚ )アヒャヒャ(そのためスマホ動画は封印)
うどんさんは高校の時から22歳まで髪を肩まで伸ばしていた。部活で鍛えてたから筋力は結構合った。でも、撫肩で全然ムキムキじゃなかった。色白で唇が真っ赤だったから、よく女の子に間違えられた。当時のウエストは67センチ。同級生の女子たちが「キレイな髪ねぇ、うらやましい~」と言って、休み時間に髪の毛をさわりに来てた。「色白で肌がキレイで唇が真っ赤で髪がツヤツヤで、男にしておくのが もったいない」と年上の女性たちからよく言われてた。それが今は、見るも無残なカッパ禿げでございます。わはははは(*⌒∇⌒*)テヘ♪
で、女の子に間違えられて得したことがあったかといえば、何もない。東京で暮らしていた時、満員電車に乗るたびに痴漢にあうので閉口した。駅について乗客が降りていく時、お尻をガバッと触られるのが多かった。女性の痴漢にもあった事がある(複数回)。妙齢の美形もいたが、これは前方から触られる。気が弱かったんで、怖くて声など出せない。駅につくのを待って、下車し逃げるしかなかった。だから東京時代の後半は、満員電車に乗るのを避けてました。思っていることを言えるようになったのは55歳を過ぎてからです。
そう、うどんさんはもう還暦間近のカッパ禿げ老人でございます。ああ亜矢香さま、すいません。若いイケメンではございませんm(;∇;)mゴメンネ でもね、うんと長生きして「新・香川水道」(詳細は明年2月17日に書きます)を作りたいんだ。生きている間にできなかったら、強烈な意思を持ったまま死に輪廻転生して、県庁に出向き何千回でも陳情を続ける。総事業費が何百億円もかかるから、個人の手ではどうしようもない。協力してくれる政治家が現れたら、共産党でも公明党でもかまわない。共戦譜を綴る。
青森の十和田という町は、その礎を新渡戸伝(つとう)・十次郎父子が2代かけて作った。万年の荒れ地に運河(稲生川)を作ることから始めた。初代十和田市長になった水野陳好(ちんこう)は新渡戸親子の意思を継ぎ、稲生川を太平洋まで延長させて、津軽平野に匹敵する南部大平野を作った。構想を実現させるためにした陳情は数百回に及ぶ。バカと皆に呆れられ、指をさされて笑われていた。皆から指をさされ、馬鹿と笑われるようにならなければ駄目なんだ。そういう人間になりたいと、うどんさんは願っている。
「牛をつないだ椿の木」という新美南吉の童話が好きです。人夫の海藏さんは、皆のために大好きな駄菓子をやめて貯金を続け井戸を作った。マレーシアの大富豪・林梧桐(リン・ゴートン)は外食の時、質素な食事を注文するのと飲み物を頼まない事を信条とし、皆のために巨大リゾート(ゲンティン・ハイランド)を作った。小事が、大事につながっていく。否、大事に連なる小事がある。
うどんさんはね、人より劣った人間だけど、辛抱したり繰り返す事なら出来るんだ。皆が呆れるほどね。今年の夏、香川県の湧き水浄化を念頭に置いて、八戸の湧き水めぐりをして来た。荒れている所が多かった。浄化のためのプロセスをどうすればいいかは、すでに知っている。でも、やるべきことは湧き水浄化ではないと直感した。そして「まずくて出が悪い」香川の水を「おいしくて豊かな水」にするためには、大久保諶之丞(じんのじょう・香川県の近代インフラ構想を全てした明治時代の大政治家)のような発想が必要だと思った。その想いが「新・香川水道」の構想へと繋がっていった。うどんさんは松永あやか様に恩返しがしたいんだ。亜矢香さまのためにならバカになる。え、もう十分にバカだって?わはははは、その通り^^