2016年11月20日日曜日

2025~2040年問題を乗り切るため、全国規模の第三セクター・フィットネスクラブ設立を望む。現存のスポーツジムには自治体が補助金を出して月会費を安く抑えた、より専門的なジムになるよう支援してほしい。

(松永亜矢香・コスプレイ「ちぃonちょびっツ」より)
「人は、どれだけ運動するのが健康に良いか」っといったレポート(研究報告)が先進国で、もう40年も前から幾つかなされているんだが、感心するものは見たことがない。適切な運動量は人によって大きく異なるはずだから、平均なんていうのは意味がないと思う。平均値を出そうということ自体に疑問を感じる。ちなみに最近では、以下のようなレポートが有名です。
「米国人のための身体活動ガイドライン(2008)」では、「1日30分を週5日」の軽い運動が健康に良い・週に2.5時間(1日平均22分)以上ジョギングする人の死亡リスクは、運動しない人と同じと結論づけている。

コペンハーゲンの研究者らは、ジョギングと全ての死亡率の関連グラフはU字型をとると発表(2011)。

台湾の研究者たちは「中等度・高い・非常に高いと運動の程度が高まるにつれて、全ての死亡率は右肩下がりになっており、運動量に応じて全死因による死亡率が低下すると報告(2011)」

世界的に、運動量と総死亡リスクに感心が向いている。
ジョギング(元々の意味は軽い・ユルいランニング)の創始者・ジム・フィックスは、52歳の時ジョギング中に死亡した(心筋梗塞)。学校の強歩大会中に死亡(病死)した埼玉県の女子高校生もいた。いずれも様々な論議を呼んでいる。でもね、このように軽い運動中に死亡する事故は人目を引くけれど、運動時以外の突然死比率は運動時の25倍以上あるのだから気にする必要はないと思う。
世の中で最もキツイ運動をしていると思われるS級の競輪選手たちの場合はどうだろうか?「練習が本番。レースは集金」、なにしろレースの1着賞金が数千万円だから、鍛え上げられた体で極限状態まで追い込む練習をしている。プロ野球選手なんかのトレーニングとは全くレベル・量が違うんだ。案の定、競輪選手は早死が多い。これは競輪ファンが悲しく思っている現実のひとつ。レース終了時には「バカヤロー・クズ・この役立たず」とヤジを飛ばしているけど、内心は傷んでいるのです。オーバー・ワーク(運動のしすぎ)なんですね。どんなに丈夫な体であっても、絶対的な運動過多というのは確かに存在する。そこまでやったら体に悪いというのがね。
かと言って、週に2~3回30分のウォーキングをするだけじゃ運動不足と言えまいか。郊外・田舎の小学校では、通学は30分以上かかるという児童が多い。小学1年生は、6歳か7歳。そんな小さは子どもが大きなランドセルを背負って、雨の日も暑い日も雪の日も喜々として学校に通っている。毎日1時間以上歩いてね。そして、体を目一杯使ってギンギンに遊びまくってる。だから、五体満足な大人なら、もっと運動量を増やしたほうがいいと感じる人は少なくないはずだ。
でも結論を言うと、適切な運動量や運動強度は、その人の身体能力・健康状態やライフスタイルによって異なってくるのです。病気や障害のため、推奨レベルの運動は困難という場合もある。赤ちゃんがいる・要介護の家族がいる・仕事に1日12時間とられる等々のケースもあるでしょう。しかし、今の日本人が目指さなきゃいけないのは「健康状態を維持し続け、医療費を使わない事」なんだ。そうしないと増え続けている医療負給金で日本が近い将来、破産する。健康のためには運動と好バランス栄養で適量の食事が不可欠。だから、各人が「自分にあった運動量と運動強度(ストレッチやヨガでもよい)」を知り、時間を工夫して実践することが必要になってくる。食べ物は、すごく重要だよ。
カーブスという年配女性向けのジムが全国にある。1日30分だけという高齢者向けの器具を使った有酸素サーキット運動がメニューだ。カーブスでは「筋力トレーニングと有酸素運動を交互に行う」と謳(うた)っているのだが、負荷が軽すぎるので筋トレのレベルには達していないと思う。ところが、ここに通っているお婆ちゃんたちは、やたら元気になるんだ。つまり、運動を何十年もやっていなかった高齢者には、有酸素運動が筋トレにもなっちゃうんですね。(ただしカーブスの料金は少し高め&ステップアップするメニューがない)
政府は「特定健康診査」の受診者が増えればメタボは減ると考えている。ああ、なんて頭の悪い連中だろう┐( -"-)┌ヤレヤレ... メタボの人は、薄っぺらいマニュアル書を暗記しただけの保険指導員に、こう教示される。「摂取カロリー減らせ・塩分減らせ・タバコをやめろ・酒は1日1合まで・休肝日は週2日・運動しろ」 何度も聞いた耳タコ事ばかり。面白くない事ばかりです。なかには「健康のため漬物は食べるな・味噌汁は1日1杯まで」なんて馬鹿げた事を言う「有識者」さえいる。だから言うことを聞かない人が多い。当然の成り行きです。
ついでに言うけど、電気分解濃縮塩(スーパーで売ってる殆どの塩・加工食品、スナック菓子、せんべい類・スポーツドリンクなどに使われている安価な塩・安い醤油、味噌・イオン膜を使用して作る塩)が体に悪いだけ。これらの食品を遠ざけ、使う塩を天然塩に変えて、カリウムの多いワカメなどを毎日適量食べていれば、余分な塩分は体から抜けていきます(だからといって摂りすぎはNG)。減塩調味料は、化学薬品をたくさん使っているので薦めません。塩分は健康に生きていくために必要な栄養素なのです。
政府・自治体は特定健康診査員給与などに税金を使ってないで、各市町村にカーブスみたいな第三セクターのジムを設置すればいいと思う。安価な月会費で行ける所をさ。公務員にやらせたらダメ。すぐ腐敗堕落するから。インストラクターは美少女と若いイケメン中心に雇う。かわいい・かっこいいユニフォームを着てもらって。これが一般ウケする秘訣なんだ。人間の心理・本音なんて、そんなもの。「運動は苦手。やりたくない」と言っていた人が、「あの子に会いたい!ジムに行きたい!」となる。まあ、うどんさんみたいな「女は葉子と亜矢香だけいればいい」なんてヘンタイには通用しないけどな。わはははは y( ̄ー ̄)y
そして運動強度が高めの中級者向けジムも設置する。軽い運動に慣れたら、より強度のある運動をする必要があるから。こちらには、知名度の高い地元の元・スポーツ選手たちに特別コーチとして年に数回参加していただくなんていうのは、どうだろう。また、エアロビとホットヨガ・ピラテスの本格的スタジオなんかもいい。中年女性に人気があるからね。一般人のモチベーションを高めるには、ウケる要素が必要なんだ。一般ピープルの心をつかまなきゃ長続きしないと思う。
既存のスポーツジムには自治体が補助金を出して、月謝を少し安めに設定しもらう。より、専門的本格的なジムにする。2025年~2040年問題は、高齢者が健康を保つ以外には回避できない。それには国民が楽しく(多少の下心があってもいいから)積極的に通える運動施設を整備するのが一番いいと思う。身障者の人たちも通いやすくする環境が必要。←コレ重要
うどんさんの住む青森県は、平均寿命・平均自立期間が全国最下位。ガンと心筋梗塞・脳卒中・糖尿病・自殺王国でもある。県民所得が低いため、総合病院になかなか行けない。よっぽど具合が悪くなって行った時は、もう手遅れだ。おお、神よ仏よ。道行く人は、メタボかサルコペニアが糖尿病かガン患者。原因は雪でも出稼ぎでも、大皿に盛られた料理でもない(←断定口調) なんてったて青森県民はスーパーの惣菜、弁当、肉、乳製品・加工食品・お菓子・ペットボトル飲料・アイス・ジャンクフーズ・外食・グルメ三昧だから。食生活を変えたほうがいい。また、うどんさんみたいなタバコ好きも高確率でガンになる。青森県の喫煙率は、男性が全国1位で女性は2位だすけな。わはははは(笑ってる場合かよ)。
でもね、こんな青森県でも昼間のフィットネスクラブに行くと、びっくりする。健康中年・健康老人が、うじゃうじゃいるんだな。意外なことに、肥満者は少ない。10年以上通っている、という人が多い。年は取っていてもイケてる人が多い。うどんさんが「へぇ~」って思っったのは、ジムで知り合い仲良くなって結婚したという人たちが結構いるという事。スポーツジムは結婚問題解消にも一役買うのです。
それから、ダイエットや健康関連の情報には、インチキや間違ったものが多いので注意が必要だ。見抜くコツは、「誰かの利益誘導のために発せられた情報」を信じない事。つまり、宣伝しているもの・TVや健康雑誌でやってるものね。レベルの低すぎる本職・プロ・専門家を信じない。もうひとつは、「ネットの万年肥満者が発する情報」を信じない事。とにかく拾ったウンチクやノウハウ・ハウツーを語りたがる(何故このような心理になるかは後日書く)。「以前、○○キロのダイエットに成功した事がある」なんて書いている人の殆どがリバウンダーだと推測される。リバウンドしたダイエットは成功ではなく失敗です。リバウンダーの言うことを信じてたら、あなたまでリバウンドしてしまいますよ。
今はウォーキングをしている人がたくさんいる。見るからに「ダイエットのため・健康のため」にやっているという感じの人が多い。でも、散歩や通勤や買い物の時の歩き方をしている人がほとんどだ。それじゃあエクササイズ・レベルにならないので効果が少ないと思う。以前にも書いたんだけど、ネットにある「正しい歩き方」に感化されて「一歩ごとにブレーキングするガニ股ロボコップ歩き」になっている人もいる。それなりに効果はあるかもしれないが、カッコ悪いです。やっぱりジムに行ってインストラクターにフォームを矯正してもらうのが、一番手っ取り早い。
エクササイズ・ウォーキングは、腕をかなり強く振り肩を大きく前後に動かす。肩甲骨の動きに連動して、骨盤が前に出てきます。膝は内側に入れるような感じにすると、膝がまっすぐ前に出るようになる。かかと着地したら、スグにひっかくような感じで脚を引き入れ、体重をしっかり乗せて前に移動する・・・まぁ、言葉で言っても分かりにくいから、インストラクターに見てもらって下さい。必ずしも大股で歩く必要はないし、早く歩く必要もない。自分が気分良くできる運動強度でやるのが一番いいと思う。
☆彡 今日のまとめ
1・2025~2040年問題は、国民(とくに高齢者)が健康を維持し続け、医療費を使わない事でしか乗り切れない。
2・そのためには、食事管理と適切な運動が不可欠。「筋トレ+ウォーキング」が理想だが、ストレッチとヨガでもよい。
3・適切な運動量や運動強度は、その人の身体能力・健康状態やライフスタイルによって異なってくる
4・ダイエットや健康に関しての情報には、インチキや間違いが多いので注意が必要。利益のために発せられた情報などは信じない。

今日の記事は長くなってしまったので、続きは来週日曜日のブログ更新時に書きますね。では(⌒∇⌒)ノ""マタネー!!

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